わきがの基礎知識
臭いの原因
私たちの体にはアポクリン腺・エクリン腺・皮脂腺の3つの分泌腺があります。
そのうち、わきがの臭いの原因はアポクリン腺で作られます。このアポクリン腺は、わきがではない人も持っています。しかし、臭いがするかしないかはアポクリン腺の数と大きさによって決まるといわれています。通常の人に比べると、わきがの人の汗腺はとても大きく発達していることがわかっています。
また、汗も原因のひとつになってきます。汗は誰もがかくものです。この汗をそのままにしておくと、わきの下が不衛生な状態となり、雑菌が繁殖してしまいます。しかし、汗とはもともと無臭です。この雑菌の繁殖が臭いを発生させる原因となるのです。
雑菌は、その性質からアルカリ性の時に増殖率が上昇するといわれています。通常、皮膚表面は弱酸性で、発汗が多くなるとアルカリ性に近づきます。それ故、雑菌が繁殖し体内には乳酸が増加することで汗に含まれている尿素とアンモニアが急増します。
そして、強烈なアンモニア臭と汗臭さにより悪臭となってしまうのです。 さらにわきがの人の場合はアポクリン腺からの分泌物もあるために余計にひどくなってしまうのです。
通常の人であれば汗がすぐに乾き、雑菌の繁殖といったものは少しで済みます。しかし、わきがの人はアポクリン腺や汗腺自体が大きいため少しの汗も大量になってしまいます。そのため、わきが体質の人の方は特に汗を抑える必要があるといえるでしょう。